忍者ブログ
コントラバス奏者、小寺 雅久のオフィシャルブログです。
[118]  [117]  [116]  [115]  [114]  [113]  [112]  [111]  [110]  [109]  [108
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。



久し振りに、リュートの音色を聴きました。

リュートの音色は、曲の流れがどうのとか、曲調がどうのとか、そう云ったことに一切関係なく、その音を聴くだけで、優しく、そして力強く包み込まれるようで、体の芯から癒される。そんなリュート曲の中で、バッハは格別だが、こちらのヴァイスの曲も良いものです。

コントラバスの作曲家はコアなファンには、知られているが、リュート作曲家のヴァイスの存在も同じだろう。ギターに触れた人間は知っているかもしれないが。

しかし、バッハと同時代を生きたドイツのドレスデン宮廷で活躍した天才リュート奏者、作曲家の存在であった彼は、バッハ作品に影響を与えた事実が、この曲集からも十分感じられる。

この曲を演奏するコンラート・ユングヘーネルは、バッハ録音集と同じく、演奏はキレのあるテンポで輝きに満ちて説得力の強いものだった。

疲れた時に聴きたいリュートの音色、いつも癒されるなぁ。
PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
mail
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
secret (管理人しか読むことができません)
想像してみて…
リュートなる楽器がある事を、初めて知りました。
どうやら弦楽器のようですが、まだ見たこともありません。

吹奏楽器の優しい?音色もいいですが、弦楽器の繊細さを感じさせる音色は
心に響くものです。

ギターの音色も好きで、CDを一枚持ってますが、リュートとはどんな音色なのか、、、?
荒川っ子 2009/04/14(Tue)19:46:02 編集
古楽器
荒川っ子様

以前の古楽器ブームもあり、日の目を見るようになった楽器です。昔からあるのですが、リュートの存在は音楽家として避けて通れないものです。

その音色の響きは、美しく透明感ある七光りのような色彩感の美音であります。

ただ、生楽器の音量はCDで聴くより、はるかに小さいものです。大昔の世の中は、今のような街の騒音も少なく、響きのあるホールで素晴らしい音色を奏でていたと予想できます。是非、聴かれてみても良いと思います!

コメントありがとうございます。
管理者 マサ 2009/04/15(Wed)12:17:57 編集
無題
マンドリンのような、琵琶のような。
記憶では、テレビで見たことも聞いたこともありますが、どんな音色だったか?

ネットでもその音色の良さが書いてあり、ますます聴いてみたく・・・。

ストレスのたまった心を癒してくれそうです。
よっちゃん 2009/04/15(Wed)20:47:34 編集
気品高き楽器
よっちゃん様

リュートの音色は、透明感があり、素晴らしい歴史を感じる響きであります。

個人的には、あの独特の響きは天上の音楽、この世の中で一番美しい楽器だったと思います。ユングヘーネルの演奏で、バッハのリュート組曲全集は、現在でも入手可能な音源です。

疲れた時や、静かな夜に聴くと、心から癒される最高のアイテム?になると思います。

コメントありがとうございます。
管理者 マサ 2009/04/15(Wed)21:42:45 編集
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
カレンダー
10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
最新コメント
[10/27 管理人]
[10/27 よっちゃん]
[08/31 管理人]
[08/25 荒川っ子]
[08/18 管理人]
最新記事
最新トラックバック
プロフィール
HN:
マサ
年齢:
50
性別:
男性
誕生日:
1974/07/05
職業:
芸術家
趣味:
珈琲、食、音楽
自己紹介:
国内,アメリカで学んだ後、ソロを中心に室内楽 後進の指導など プロのコントラバス奏者として演奏をしております。

バーコード
ブログ内検索
カウンター
お天気情報
フリーエリア
アクセス解析

Copyright (c)Double Bassist Masa's Blog All Rights Reserved.
Powered by NinjaBlog  Photo by Kun   Icon by ACROSS  Template by tsukika


忍者ブログ [PR]