東京都議会議員選挙の結果が出ました。予想通りの民主党躍進、自民・公明の過半数割れでした。
ニュースサイトには、麻生首相14日に解散の意向との文字が躍っています。何という・・・う~ん。。
そういえば、最近に読んだ本を思い出しました。
まぁ、いつもの宮台真司さんの文章で、おおよその段落が150字以内に収まっているので、音楽でいうとテンポがよくて読みやすい内容です。
引用しますが、『利己的な奴が本当にスゴイ奴だなんてあり得るでしょうか?感染を引き起こさせるでしょうか。あり得ない。周囲に感染を繰り広げる本当にスゴイ奴は、なぜか必ず利他的です。人間は、理由は分からないけれど、そういう人間しか感染をおこさせないのです。』
素直な視点を持った意見に、どの世界でも同じだなあと感心しました。
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彼の作品で、こんな詩を見つけました。
夜のパリ
三本のマッチ 一本ずつ擦る 夜の中で
はじめのは きみの顔を隈なく見るため
つぎのは きみの目を見るため
最後のは きみのくちびるを見るため
残りのくらやみは
今のすべてを想い出すため
きみを抱きしめながら
今の世の中は何でもよく見えすぎていませんか?
メールやら携帯電話やらでいつでもコミュニケーションがとれます。だから逆に薄っぺらくなってしまうかもしれません。
暗闇に沈む深い想い・・・・心に響く言葉です。
夜のパリ
三本のマッチ 一本ずつ擦る 夜の中で
はじめのは きみの顔を隈なく見るため
つぎのは きみの目を見るため
最後のは きみのくちびるを見るため
残りのくらやみは
今のすべてを想い出すため
きみを抱きしめながら
今の世の中は何でもよく見えすぎていませんか?
メールやら携帯電話やらでいつでもコミュニケーションがとれます。だから逆に薄っぺらくなってしまうかもしれません。
暗闇に沈む深い想い・・・・心に響く言葉です。
「欲情の作法」、なんともインパクトのある表題。しかし、中身は真面目な実践的最新恋愛講座だ。
他の本にも似た内容があったが、恋愛小説第一人者の大家が書けば、説得力もある。
賛否両論のある本だと思うが、実にしっかりとしていて芯がある内容で、彼の本音が伝わる本だ。渡辺淳一さんはこのとき75歳ぐらい。あり得ないほど逞しい考えに脱帽する。
見方を変えて読むと、健康の秘密も書いてあったので、収穫はあった。
音楽家として最高の絶頂期は、やはり75歳がベストと、私は昔から思っている。 その前に枯れてしまうようでは、男として寂しいかぎりである。
最近、酒井順子さんの文庫本を読みましたが、彼女の鋭い洞察力は凄いですよ。
どのような世界でも、天才を超えた超人のような方が大勢おりますが、彼等に共通しているのは優れた洞察力が、必ず備わっているものです。
引用しますが、 『知識というものは正しく積み上げていってこそ高い地点に到達するものですが、この歳になると、自分の積み上げ方が間違いであったという事がはっきりとわかってくる。”土台が更地であれば、基礎から築いていくことも可能かもしれないが、ところどころに落ちている断片的知識が邪魔をして、基礎づくりする隙間がもう無い!”と茫然。』
いろいろな意味でも、核心をつく言葉だなあと思うのでした。
吉本佳生さんといえば、「スタバではグランデを買え」が有名ですが、本書はその続編です。
相変わらず、最初から最後まで、吉本節が冴え渡り、クルマ、学歴、環境などを題材に切れ味鋭い経済的視点で解説はさすが。
このご時世には、良い参考書になると思います。
追加コストと言えば、海外の楽譜を日本で購入する場合です。
先日、久しぶりに日本で、アメリカ出版の楽譜を購入しましたが、差額に思わず追加コストを考えてしまった。
輸入楽譜は高価と思われていますが(実際、高価です)、豊富な世界中の楽譜が揃っているので、手間隙を考慮すれば、価値ある追加コストと思われます。
海外の楽譜は現地で買えば、それは安価なのは当たり前です。しかし、日本のほうが、種類が多く便利な国だと、海外にいた頃に、再認識した覚えもあります。
モノに溢れる日本ですが、良い一面もあり、日本の良さでしょう。