ブレンデルのピアノで、ベートーヴェン「ディアベッリ変奏曲」を聴きました。バッハの「ゴルトベルク変奏曲」と並び称せられる変奏曲の傑作の作品です。
ライブ録音、ピアノはスタインウェイで透明感のある音質は、近年のデジタル録音の良さで、多くのリスナーにも好まれる事でしょう。
曲の説明は、Wikipediaか、野平 一郎さんの解釈をご参考にどうぞ。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%A2%E3%83%99%E3%83%AA%E5%A4%89%E5%A5%8F%E6%9B%B2
http://www.ri.kunitachi.ac.jp/lvb/rep/2004/nodaira04.pdf
バッハ「ゴルトベルク変奏曲」は、発注者の睡眠促進のために作曲されましたが、、美しく刺激に満ちあふれた50分は、目が覚めるほどです。
今回の「ディアベリ変奏曲」は、第14変奏曲(Grave e maestoso)あたりで、ウトウトする方が多く、意図的とも言える、睡眠促進はバッハより強烈と思います。
しかし、この曲、ベートーヴェンの人生観を語った雄弁な言葉に聴こえます。
良く眠りたい方には、この曲をお勧めしますが、このような、聴き手に媚びない音楽は、美しくもあり、
本来の音楽の真髄を感じるものであります。
新規開拓もしませんし、音楽も古典が中心です。聴く音楽も殆ど拡げず、お気に入りの演奏ばかり聴く、ものによっては繰り返し聴く。そう云った感じです。
ところが、最近は新しい演奏家の演奏も聴くようになりました。評判を聞いたり、或いは全く知らない中で、CDを聴く。気に入りそうなCDを探す。そして初めて聴く演奏家については一枚だけ買う。
聴き始めて、気に入らない場合は速やかにストップ。そしてそのCDは二度と買わない。逆に気に入ると、続けざまに買って聴き続ける。そのような方、意外に多いのでは無いのでしょうか?
気に入ったCDに出会えた時は、新しい友人が出来たような気分になるものです。
CDは私にとって友人のような存在です。付き合い始めは慎重だが、意気投合すると長く付き合う。暫く会わない時期もあり、無性に会いたくなる時もあり、或る時は来る日も来る日もベッタリの時もある。最近も気になるCDに出会いました。そう云う時は、とっても得をした気持ちになります。
ひとつ面白いのは、お気に入りのCDの演奏家は、生存していない人がほとんど。どんな含意があるのか、不思議です。
久しぶりに、自身の楽器の演奏CDを購入した。世界で流通しているベース関係の種類はダイレクトに目を通していたが、うっかりと、ジャズのカテゴリーを見落としてしまい、何年も遅れて購入したのはショックを隠せない。
今回、購入したCDはすでに72歳を過ぎたたフランソワ・ラバトさん。とても素敵な演奏をされる方の一人です。
彼の名言で、ニースの浜辺に座っていると、砂の上を歩くカニの姿を見て、ポジション移動の少ない、弦の上をカニが渡り歩くような運指法を思いついたのだと言う。
今現在は、コントラバス演奏時に使用されている指使いは非常に進歩しているが、自由な発想の大切さを学ぶ事が出来る言葉だ。
弦楽器の左手の技術の習得の際、赤ちゃんのヨチヨチ歩きの表現や、シャクトリムシ(尺取虫)のように測って弦を押さえる教え方がある。
最近は、あやとりが意外に良いのでは?など考えてしまう今日この頃だ。
おそらく、漫画で言えばドラえもんに出てくるのび太が弦楽器の名手になるのではないか?と思ってしまう。彼のあやとりは、漫画の中では天才的な技の持ち主である。その手の器用さは、喉から手が出るほどほしいギフトに値する。
国際あやとり協会はこちら↓↓↓
http://www.isfa-jp.org/
久しぶりに床屋に行った際、途中ウトウトとしてしまった。
どうしても、街中や日常でクラシック音楽を耳にすると、職業病で、楽しめないクラシック音楽家は大勢いると思う。
しかし、心地の良い音楽で、つい寝てしまう事実は隠せないであろう。長時間のオペラなど、なおさら聴く側は長時間の集中力、内容を把握しなければ意味不明なので睡魔に耳打ちをされる。
私が、日常で、普段たまに聴いているのは、最近は主にバッハの平均率クラヴィーア曲集だ。
呼吸のような音の洪水が、心に伝達される誠実なバッハ音楽は、私を安らかな気分にさせ、疲れた時に救われる(笑)
余談になるが、弦楽器奏者は、ピアノが好きな方が大勢いるので、共演するピアニストは苦労?すると聞いた事がある。
確かに、私の所有するCDは、ほとんどピアノだ(笑)
映画「俺たちのフィギュアスケーター」
を視聴。
下ネタと少々、危険なブラックジョーク満載の、大人向けのコメディーの出来栄え。同性とのペアも案外、
良いものと思わせる作品で楽しみましたが・・男性特有の濃さはなんとも(笑)
最近、お笑いの世界で注目のモエヤンのヌーブラヤッホー
の完璧な姿はおそらく、我々が想像する以上の過酷な練習量をこなしていると思われます。
http://moeyan.jp/
音楽だとDUOの分野になりますが、あれだけ同性同士の息が合う2人の姿は一度見たら、強烈なインパクトは誰もが忘れる事が出来ない事実は素晴らしいの一言です!
音楽面でも大いに参考、刺激になるものでございます。