この寒波のせいでしょうか。 仕事先でも風邪でダウンの方が目立ちます。
さて、シェーンベルクが作曲した浄夜という作品があります。リヒャルト・デーメルの詩に作曲したものですが、この季節になると聴きたくなる曲です。
雪深い風景を眺めたり、真冬の寒さに震えている時にに思い出す音楽です。
詩の内容を知ると良いのですが、官能的で心奪われる曲の一つです。
厳しい寒さはまだ読きます。
皆さんもご自愛ください。
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疲れ切ったとき、辛いとき、自分を癒してくれるものがありますか?
私の場合は、それはずっとクラシック音楽でした。作曲家の人生感や旋律に逃げ込むことで、現実から逃避していたのかもしれません。また、古びた喫茶店で、煙草をくぐらせながら珈琲を飲むことでも癒されてきました。
でも、時間がなくなり、追いつめられることの多くなった今、やはり私の心を癒してくれるのが音楽です。しかもクラシックを奏でるコントラバスではなく、ピアノの音です(笑)
辛いとき、苦しいとき、運転中の自動車の中でCDをかけます。そこから流れ出るピアノの音が、私の中の氷の塊を溶かしていきます。
ピアノとわたし。私を知る人は皆、大笑いしそうです。でも、この世界に触れられて良かった。そう思う今日この頃なのです。
私の場合は、それはずっとクラシック音楽でした。作曲家の人生感や旋律に逃げ込むことで、現実から逃避していたのかもしれません。また、古びた喫茶店で、煙草をくぐらせながら珈琲を飲むことでも癒されてきました。
でも、時間がなくなり、追いつめられることの多くなった今、やはり私の心を癒してくれるのが音楽です。しかもクラシックを奏でるコントラバスではなく、ピアノの音です(笑)
辛いとき、苦しいとき、運転中の自動車の中でCDをかけます。そこから流れ出るピアノの音が、私の中の氷の塊を溶かしていきます。
ピアノとわたし。私を知る人は皆、大笑いしそうです。でも、この世界に触れられて良かった。そう思う今日この頃なのです。
楽器店で、その人のCDが出ていると、ついつい手に取りたくなる演奏家というのがいます。世紀のピアニストのウラディミール・ホロヴィッツ(1903.10.1-1989.11.5)さんもその一人です。
さて、そのホロヴィッツさんが今回聴かせてくれる新しい音源は、自分が後に試聴することを目的としてたプライベートの録音です。
紹介サイトから引用させていただくと、『ホロヴィッツは録音面ではRCAと専属契約を結んでいましたが、それとは別に、1949年から1950年にかけて、ニューヨークのカーネギー・ホールで行ったリサイタルを、おそらく自分が後に試聴することを目的として、私費を投じてカーネギー・ホール・レコーディング・コーポレーションという録音チームに録音させました。』となっていました。
なるほど、プロが録音したライブ音源を、身内で共有していたとは…とこのような、プライベート音源は、ファンとして貴重なのもの。
まぁ伝説のベルリンラストコンサート(9月発売予定)を先にリリースして欲しかったな~とかブツブツ言いながら、ファンはまた買ってしまうですが。。
このような、大昔の演奏会はタイムマシーン旅行をしないと実際に聴くことができませんが、今はCDを買えば家で聴くことができます。
う~ん、過去に戻れたらなぁ・・・・・
ようやく、どうしても聴きたかったCDを手に入れた。マリラ・ジョナスです。
音楽家なら、必ず読んでいるであろう、故ピアニストのルービンシュタインの伝記に書いてあった、気になっていた女性ピアニストである。
ただの、ピアニストでは無い。本物の戦場のピアニストの壮絶な経験をした方の録音で、一度でも良いので聴きたかったのだが、途中で、あまりの演奏に思わず、涙をしてしまった。
彼女は、心身疲労で、49歳という若さで亡くなってしまったが、こうして魂を激しく揺さぶる激しい情感の音色を聴いたのは、久しぶりだ。
戦時中、逃亡中に飲まず食わずで亡命し、凄惨な逃亡生活が身体に与えたダメージは想像を絶する。特にショパン等の演奏は、多くのピアニストに愛されているが、これほどまでに、音から伝わってくる情念で、心揺さぶられるショパン演奏は、感動と違う音楽への想いが、溢れてくる。
音色というのは、音楽家にとっては、履歴書のようなものです。 音楽を聴く機会に、このような奇跡に出会える事もあるのです。
久し振りに、リュートの音色を聴きました。
リュートの音色は、曲の流れがどうのとか、曲調がどうのとか、そう云ったことに一切関係なく、その音を聴くだけで、優しく、そして力強く包み込まれるようで、体の芯から癒される。そんなリュート曲の中で、バッハは格別だが、こちらのヴァイスの曲も良いものです。
コントラバスの作曲家はコアなファンには、知られているが、リュート作曲家のヴァイスの存在も同じだろう。ギターに触れた人間は知っているかもしれないが。
しかし、バッハと同時代を生きたドイツのドレスデン宮廷で活躍した天才リュート奏者、作曲家の存在であった彼は、バッハ作品に影響を与えた事実が、この曲集からも十分感じられる。
この曲を演奏するコンラート・ユングヘーネルは、バッハ録音集と同じく、演奏はキレのあるテンポで輝きに満ちて説得力の強いものだった。
疲れた時に聴きたいリュートの音色、いつも癒されるなぁ。