弦楽器を演奏する上で、最高の演奏技術とは何でしょうか?
回答は簡単です。流れが美しいボウイングと無理無駄の無い効率的なフィンガリングと思います。
おそらく最も渇望されている技術でしょう。指番号《指使い》を一つ変えるだけで前後関係まで変化し、音楽の流れにも影響します。
本物の熟成《芸術家》された演奏家はとにかく全てにおいて美しいものです。風貌とか見た目は置いて……
よく教則本など数々方が出版されてますが、やはり生で当の本人目の前で教わった方が本当の意味で身体には吸収されません。
まぁ実際は右手上下運動、左手4本指+親指しか無いのに美しいとは謎ですがねぇ……
やはり美しいものを追い求めるのは人生にとっても必要な事だと思います。
御訪問して頂き有難う御座いました。少しずつですが、更新を心掛けていきます。
回答は簡単です。流れが美しいボウイングと無理無駄の無い効率的なフィンガリングと思います。
おそらく最も渇望されている技術でしょう。指番号《指使い》を一つ変えるだけで前後関係まで変化し、音楽の流れにも影響します。
本物の熟成《芸術家》された演奏家はとにかく全てにおいて美しいものです。風貌とか見た目は置いて……
よく教則本など数々方が出版されてますが、やはり生で当の本人目の前で教わった方が本当の意味で身体には吸収されません。
まぁ実際は右手上下運動、左手4本指+親指しか無いのに美しいとは謎ですがねぇ……
やはり美しいものを追い求めるのは人生にとっても必要な事だと思います。
御訪問して頂き有難う御座いました。少しずつですが、更新を心掛けていきます。
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音楽ネタは、あまり書きたくなかったのですが、年末なので。
弦楽器族は、弓も大切で貴重なものです。
弓は騎士の剣のようなもので、それは道具ですから、手に合わなければなりません。適切な重さ、弾力、柔軟性、長さ、それにバランスを備えていなければなりません。
弓は非常に個性的なもので、一つの弓を使ってそれを好きになったしまった演奏家が、その弓を手離したという事はまずありません。
私自身、生涯の大部分を某オールドを使用していましたが、最近、20年以上使用していた弓を手離しました。
理由は、簡単です。 ようやくそれに見合う弓に巡り逢いました。マイスターに8年以上前に頼んでいた弓が手元にきました。
弓は楽器の伴侶です。よく演奏家が自身の弾きやすい弓を探す傾向がありますが、私は最近はそうは思いません。
楽器の声を聞き、楽器が求めている弓を探しだす事が演奏家の使命だと感じるのです。
テクニック的な部分もそうですが、私達の人との付き合いと同じで楽器の魂の声を静かに聞いてあげる事も大切な事なのです。
そうやって、私の手元から離れて行った弓は何十本と数えきれません。
弓は楽器の大切な伴侶なので、せいぜい,1、2本あれば十分なのです。
何処かで、弦楽器の演奏家を見る時に、是非弓も見てあげてください。
新しい発見があると思いますよ!
*個人的に細々と書いているブログですので、意見や非難、中傷は勘弁してください。
私の主宰しているDUOも、定期演奏会から、10年の月日が流れました。
その間に、多くのピアニストと共演しましたが、結成時に組んだピアニストとの目標で、音楽の響きのメッセージを伝えるスタンスは変わっていません。
しかしどんなに月日が経っても、お客様と同じ空間と時間を共有しなければ分からないことも多くあります。
継続していくことは容易なことではありませんが、過去と現代の状況を見合わせて演奏していく部分は、とても大切だと思うのです。
曲も10年前から、何度も弾いている曲をあえて選択しましたが、やはり音楽は生き物であり、たえず到達点が見えない深い世界だなぁと感じた午後の一時でした。
本日、13日は「すす払い」の大掃除の日でしたが、昔と違い、現在の大掃除は暮れも押し迫ってからする家庭がほとんどです。
煤とは関係ありませんが、埃も、楽器のF字の穴から、楽器内部に入っているものです。
ひどい場合は、楽器を動かした時に、コロコロと音がするほどです。
小さなヴァイオリンやチェロの内部に溜まった埃をとる場合は、フライパンでお米を煎り、乾燥した米を楽器の中に入れて振る方法がありますが、コントラバスを振るのは危険であります。
稀にですが、自身で振り出して、埃をとる場合がありますが、専門家に任せるべきです。
ちょうど、すす払いのニュースが耳に入る頃は、楽器内部の埃も気になるタイミングなのでしょう。
家中を一日で掃除しようとしても、大変ですが、13日頃からぼちぼち始めるような気持ちが良いのかもしれません。
煤とは関係ありませんが、埃も、楽器のF字の穴から、楽器内部に入っているものです。
ひどい場合は、楽器を動かした時に、コロコロと音がするほどです。
小さなヴァイオリンやチェロの内部に溜まった埃をとる場合は、フライパンでお米を煎り、乾燥した米を楽器の中に入れて振る方法がありますが、コントラバスを振るのは危険であります。
稀にですが、自身で振り出して、埃をとる場合がありますが、専門家に任せるべきです。
ちょうど、すす払いのニュースが耳に入る頃は、楽器内部の埃も気になるタイミングなのでしょう。
家中を一日で掃除しようとしても、大変ですが、13日頃からぼちぼち始めるような気持ちが良いのかもしれません。
今日から12月、関東地方も本格的な寒さで乾燥する日も増えてきたようです。
それに伴い、弦楽器の湿度管理にも、気をつけなければなりません。
弦楽器全般には、緑色の芋虫のようなダンピットを使用します。
これは、ゴムチューブの中にスポンジが内蔵され、スポンジに水を含ませて、f字孔の中に挿す事により、楽器の内側から加湿する事が目的の道具。
その他に、自宅では加湿器を使用するのも、大切な事ですが、目視をしやすい湿度計も必然です。
私の使用している古い湿度計はバイメタル方式で精度では、デジタルには到底及びません。
しかし、この緩やかな表示スピードは、湿度変化の影響による弦楽器の状態(変化)に限りなく近く、把握しやすいのが長所で気に入っております。
このようなモノを選ぶ理由に、私のアナログの機械式時計をこよなく愛する影響のせいだと思われます(笑)
余談ですが、バイメタルも、18世紀にジョン・ハリソン(John Harrison)という時計職人によって発明されたようです。
どちらも、アナログの商品で、素晴らしいとは思いませんか?